古楽の楽しみ おぼえがき6月21日放送

今日の大分は雨でした。
子どもが熱を出して病院に連れて行きました。
バタバタして忙しい日でしたが、こういう日に聴く古楽はとりわけ心が落ち着きます。
今日のプレイリストと感想です。



6月21日(木)
午前6時00分~6時55分
古楽の楽しみ  -ドイツ・バロックのオルガン音楽-(4)

礒山雅
- ドイツ・バロックのオルガン音楽 -(4)

今日はイタリアに影響を受けたバッハのオルガン曲だそうです。

「協奏曲 イ短調 BWV593」 バッハ作曲
(11分08秒)
(オルガン)ロレンツォ・ギエルミ
<ARS MUSICI 232238>

「協奏曲 ニ短調 BWV596」 バッハ作曲
(10分50秒)
(オルガン)ロレンツォ・ギエルミ
<ARS MUSICI 232238>

最初の2曲はヴィヴァルディの協奏曲をオルガンに編曲したものです。ヴィヴァルディのものが見事にバッハっぽくなっているのでびっくりしました。それにオルガンの音色の使い方が多彩。まさに協奏曲をオルガン一台で表現させる懐の深さを感じました。冨田勲がシンセサイザーでクラシックの曲を編曲したものを思い起こしました。バッハに現代のシンセサイザーを与えたらどういう風に使うのだろうかなあと思ったりしました。

「協奏曲 ニ短調 BWV974」 バッハ作曲
(9分50秒)
(オルガン)ロレンツォ・ギエルミ
<ARS MUSICI 232238>
これはマルチェッロという人のオーボエ協奏曲のオルガン編曲版だそうです。チェンバロ用に編曲されたものをオルガンで演奏しているとのことだそうです。第二楽章の木管的な音がたまらなく素敵。特に低音部で和音と淡々と刻んでいるのが心にしみました。

「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564」
バッハ作曲
(14分55秒)
(オルガン)ロレンツォ・ギエルミ
<PASSACAILLE 954>
この曲もアダージョ部分の低音の刻みがいいです。メロディーを奏でている音色はオーボエ的な通った音ですが、こっちももうすこしくすんだ感じの音色がいいなあと思います。

「協奏曲 ト長調 BWV592から 第3楽章」 バッハ作曲
(1分52秒)
(オルガン)ロレンツォ・ギエルミ
<ARS MUSICI 232238>
ヨハン・エルンストという方の曲のオルガン編曲です。

 四日間勉強して聴いてみると、苦手だったオルガンも少し好きになれた気がします。それにオルガンと一言で言っても楽器も一つ一つ違うし、音色の作り方も無限にあるし、演奏者の個性もあるしで、なかなかひとくくりにはできないものだなあと思いました。
 ミサや礼拝で用いられるために作られた宗教曲と、器楽曲とがありますが、個人的にはやはり宗教曲が好きです。演奏者の技術とか音数の多さよりも、背後に神を感じるような音楽の方が心に響くなあと思った今週でした。

 明日も良い音楽に出会えますように。

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