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zoom RSS 古楽の楽しみ おぼえがき6月18日放送

<<   作成日時 : 2012/06/18 21:38   >>

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今日は梅雨の合間の晴れ。
年に一度の健康診断に行ったり、家族サービスをしたり、大工しごとをしたり、充実の一日でした。
今日のプレイリストです。

古楽の楽しみ  −ドイツ・バロックのオルガン音楽−(1)

礒山雅
- ドイツ・バロックのオルガン音楽 -(1)

「トッカータ イ調 SwWV298」 スウェーリンク作曲
(2分24秒)
(オルガン)ハラルト・フォーゲル
<DABRINGHAUS UND GRIMM
MDG 914 1690-6>

「エコー・ファンタジア ニ調 SwWV261」
スウェーリンク作曲
(4分43秒)
(オルガン)ハラルト・フォーゲル
<DABRINGHAUS UND GRIMM
MDG 914 1690-6>

「“タブラトゥーラ・ノヴァ”第2巻から たたえられてあれ、
イエス・キリストよ SSWV135」シャイト作曲
(8分53秒)
(オルガン)フランツ・ラムル
<DABRINGHAUS UND GRIMM
MDG 614 1497-2>

「前奏曲とフーガ ト長調」 ツァハウ作曲
(3分10秒)
(オルガン)グスタフ・レオンハルト
<BMG BVCC-7314-15>

「コラール前奏曲“ああ主よ、哀れな罪人である私を”」
ツァハウ作曲
(2分01秒)
(オルガン)クラウディオ・ブリツィ
<カメラータ・トウキョウ 30CM-561>

「コラール前奏曲“わが心からの望み”BWV727」バッハ作曲
(1分51秒)
(オルガン)国分桃代
<MELOPHONE CD&SCORE MEPH-004>

「コラール前奏曲“われらの救い主イエス・キリスト”
BWV665」バッハ作曲
(4分40秒)
(オルガン)国分桃代
<MELOPHONE CD&SCORE MEPH-004>

「トリオ・ソナタ ホ短調 BWV528」 バッハ作曲
(9分57秒)
(オルガン)国分桃代
<MELOPHONE CD&SCORE MEPH-004>

「前奏曲とフーガ イ短調 BWV543」 バッハ作曲
(9分03秒)
(オルガン)国分桃代
<MELOPHONE CD&SCORE MEPH-004>

 実は、古楽が好きと言いながら、オルガンは苦手です。でもオルガンが苦手というようなひとくくりの好き嫌いが言えるほどオルガンは単純ではないと思います。なぜなら今日の放送を聴いても分かるように、オルガンの音色は、楽器一つ一つによっても違うし、演奏者の音色の選び方によっても違うからです。
 オルガンは苦手と言いましたが、正しくは好きな曲と苦手な曲がはっきり分かれてしまうということです。好きな曲は、今日の放送で言えば、バッハのトリオソナタです。スコーンという木管的な響きの音色のオルガン曲はすごく好きです。オルガンがメインじゃなくて、合奏曲の中に紛れ込んで背景でずっと鳴っている、こういう音色のオルガンは大好きなのです。
 逆に、キーンとした響きの強い音色のオルガンとか、ハーモニカを低音にして迫力を増したようなブビーという感じのオルガンは耳についてどうも好きになれません。

 余談ですが、日本人はオルガン(もちろんパイプオルガン)に対するむやみやたらなあこがれがあるような気がします。私は牧師をしているので、教会で賛美歌を歌うのですが、教会ではパイプオルガンを備え付けたいという欲求がどこかに流れています。でも、正直パイプオルガンで賛美歌歌うって、大聖堂ならともかく、日本の小さい教会堂ではなじまない話。ピアノでいいし、何ならクラビノーバみたいな電子ピアノで十分。個人的にはリードオルガンの素朴な響きがいちばん合うと思っています。
 昔日本のプロテスタントの中では規模が大きい方の教会にいました。そこにはパイプオルガンがあり、礼拝ではパイプオルガンの伴奏によって賛美歌を歌っていました。そこで気づいたのは、ある程度の広さのある教会堂だと、ピアノの音量では小さいということです。グランドピアノだったとしても、やはりPAをちゃんとして音を増幅しないと聞こえにくくなります。賛美歌を歌うときには、集まった皆さんが声を出すので、ピアノの伴奏がかき消されてしまうのです。
 しかしパイプオルガンはとにかく音が大きい。三百人くらいが入れる礼拝堂でみんなが声を上げて賛美歌を歌っていても、かき消されることはありません。実用的だなあと思いました。

 さて、今週はオルガンウイークのようです。フラウト・トラヴェルソとかヴィオラ・ダ・ガンバだったら、無条件で食いつくのですが、オルガンを好きになるチャンスかもしれません。好き嫌いはあっても、聴いているうちに好きになることもあるので、楽しみに聴こうと思います。

明日もよい音楽に出会えますように。

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