古楽の楽しみ おぼえがき9月13日放送

9月13日(木)
午前6時00分~6時55分
古楽の楽しみ  -テレマンの音楽-(4)

礒山雅
- テレマンの音楽 -(4)

テレマンはバッハの生地アイゼナハに4年ほどいて、バッハ一族と親交を深めたそうです。今日の一曲目はアイゼナハ時代に書かれたと言われているモテットからです。

「モテット“死者は幸いである”TWV8:13」 テレマン作曲
(5分18秒)
(合唱)マクデブルク室内合唱団
(指揮)ローター・ヘニッヒ
<RAUM KLANG RKs 59803>
追悼のためのモテットだそうですが、歌詞の内容に沿って、単にくらくなるのではなく希望に満ちあふれていてとても美しいです。ソナタなど器楽曲とは全然違う味わいがありますね。

「モテット“われらが神は堅きとりで”TWV8:7」
テレマン作曲
(4分47秒)
(合唱)マクデブルク室内合唱団
(演奏)マクデブルク・バロック・オーケストラ
(指揮)ローター・ヘニッヒ
<RAUM KLANG RKs 59803>
アイゼナハはルターの影響が強い土地柄です。テレマンは後にハンブルグでルターのコラールをもとにしたモテットを作曲しました。現代の賛美歌では「神はわがやぐら」という歌詞で知られている曲ですね。こうなると、素朴なコラールが芸術作品になってきますね。教会でみんなで歌うことは不可能でしょうが、鑑賞するには素晴らしいできだと思いました。

「“マタイ受難曲”TWV5:15から
第12曲~第14曲(1730年版)」
テレマン作曲
(8分47秒)
福音書記者…(テノール)マルティン・クリートマン
イエス…(バス)アンドレアス・レベダ
(ソプラノ)ゲルトラウト・ヴルツィンガー
(合唱)シュレーグル・コレギウム・ヴォカーレ
(演奏)ミュンヘン・バロック・オーケストラ
(指揮)ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー
<Christophorus CD 74517>

「“マタイ受難曲”TWV5:15から
第55曲~第63曲(1730年版)」
テレマン作曲
(14分25秒)
福音書記者…(テノール)マルティン・クリートマン
イエス…(バス)アンドレアス・レベダ
(ソプラノ)クリスティーネ・フュッスル
(合唱)シュレーグル・コレギウム・ヴォカーレ
(演奏)ミュンヘン・バロック・オーケストラ
(指揮)ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー
<Christophorus CD 74517>

「“マタイ受難曲”TWV5:15から
第64曲~第70曲(1730年版)」
テレマン作曲
(12分17秒)
福音書記者…(テノール)マルティン・クリートマン
(ソプラノ)クリスティーネ・フュッスル
(合唱)シュレーグル・コレギウム・ヴォカーレ
(演奏)ミュンヘン・バロック・オーケストラ
(指揮)ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー
<Christophorus CD 74517>

テレマンはハンブルグで宗教音楽をたくさん作曲しました。受難曲を50曲も作曲して20曲が現存しているということですが、どんだけ多作なのでしょう。驚きます。テレマンのこういう作曲は、音楽的な才能だけではなくて、ルター派プロテスタント信仰に根ざした信仰的な行為だったのではないかと思いました。
 受難曲は長くて飽きてくるというイメージがありますが、このテレマンのマタイ受難曲は一つ一つの音楽がとても美しくて全然飽きません。ソナタの名曲もたくさんありましたが、こういう宗教曲こそテレマンの神髄ではないかと思わされました。

 今日のテレマンはひときわよかったです。明日も良い音楽に出会えますように。



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