古楽の楽しみ おぼえがき9月27日放送

9月27日(木)
午前6時00分~6時55分
古楽の楽しみ  -パリのリシュリュー通りと音楽-(4)

今週は忙しくてあまり放送がきけなかったのですが、今日だけはちゃんときくことができました。今日はリシュリュー通りの音楽、王立図書館との関わりにおいてという回です。図書館には羊皮紙に書かれた古い楽譜なども含まれていたそうです。

関根敏子
- パリのリシュリュー通りと音楽 -(4)

「王のエスタンピ 第4番」 作曲者不詳
(4分46秒)
(演奏)エスペリオン21
<ALIA BOX AV 9857>
エスタンピは十三世紀末から十四世紀初頭に作られた王の写本に含まれている曲で、中世の舞曲です。何とも言えない中世の雰囲気がとても素敵です。

「プシシェ」 ジャック・ガロ作曲
(4分02秒)
(リュート)ロルフ・リスレヴァン
<NAIVE E 8880>

「カスタネット」 ジャック・ガロ作曲
(3分12秒)
(リュート)ロルフ・リスレヴァン
<NAIVE E 8880>
ジャック・ガロはリュート奏者一族の一員。アマチュアのリュート奏者だったバルブの写本に残された楽譜がフランス国立図書館に保存されているそうです。リュート奏者だけあって、リュートのいい音を引き出すとてもすばらしい二曲でした。

「出発を急がねばならない」 ボエセ作曲
(5分30秒)
(ソプラノ)クレール・ルフィリアートル
(カウンターテナー)ブリュノ・ル・レヴルール
(テノール)ジャン・フランソア・ノヴェリ
(バリトン)アルノー・マルゾラーティ
(演奏)ル・ポエム・アルモニーク
<ALPHA 057>

「音楽を」 ボエセ作曲
(4分08秒)
(ソプラノ)クレール・ルフィリアートル
(カウンターテナー)ブリュノ・ル・レヴルール
(テノール)ジャン・フランソア・ノヴェリ
(バリトン)アルノー・マルゾラーティ
(演奏)ル・ポエム・アルモニーク
<ALPHA 057>

ボエセはリシュリュー通60番地に住み、ルイ16世の宮廷で音楽監督を務めた人で、王立図書館に楽譜が保存されています。アーカイブというのは大切ですね。こうして二一世紀にまでこのような素晴らしい音楽が伝わるとは。


「前奏曲」 ルイ・クープラン作曲
(1分57秒)
(クラヴサン)バンジャマン・アラール
<EDITIONS HORTUS HORTUS 065>

「アルマンド」 ルイ・クープラン作曲
(3分15秒)
(クラヴサン)バンジャマン・アラール
<EDITIONS HORTUS HORTUS 065>

「クラント」 ルイ・クープラン作曲
(1分10秒)
(クラヴサン)バンジャマン・アラール
<EDITIONS HORTUS HORTUS 065>

ルイ・クープランはフランソワ・クープランのおじで教会でオルガニストを努めていました。が、若くして亡くなったので楽譜は出版されませんでした。が、楽譜の写本が残っているので今でも音楽を聴くことができます。軽い感じのクラブサンの曲でとても聴きやすかったです。

「シャルパンティエの墓碑銘」
マルカントアーヌ・シャルパンティエ作曲
(16分14秒)
(カウンターテナー・指揮)ジェラール・レーヌ
(テノール)シリル・オヴィティ
(バリトン)エドウィン・クロスリー・マーサー
(合唱・演奏)イル・セミナリオ・ムジカーレ
<ZIG‐ZAG TERRITOIRES
ZZT 070302>
シャルパンティエも生前楽譜が出版されなかった人だそうですが、彼のおいが楽譜を王立図書館に寄贈したため楽譜が残っていました。この曲は死んだ作曲家の幽霊が作曲家と対話するという内容。面白い設定ですね。歌劇のような派手さがなくて、むしろ落ち着いた感じでよかったです。


今とても忙しいのですが古楽を聴くのがひとときの安らぎです。
 明日も良い音楽に出会えますように。

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